DYMで働くことを決意した経緯を教えてください。
私自身、就職活動当初は、大手企業への入社を希望していました。縁あって初めて出会ったベンチャー企業がDYMでした。最初の出会いは会社説明会でしたが、その際に、DYMの若さとエネルギーの大きさに圧倒され、その日のうちにインターンシップに参加する旨を採用担当の方に伝えたのです。インターンに参加し、自分が会社説明会で感じた印象は間違っていなかったと確信し、選考に進むことを決めました。
今の時代、大企業にいるから一生安泰というわけではありません。誰もが名前を知っている有名企業でも業績が下がれば何千人、何万人という社員の方がリストラにあいます。その時、自分自身に生き抜いていく力があるかと考えると、誰しもがそうとは限らないと思います。決まった速度での成長よりも自分がやった分だけ成長ができる環境で自分を鍛えたいと、就職活動を通して考え方が大きく変わったこともDYMに入社を決めた大きな理由の一つです。
DYMでの仕事内容を教えてください。
現在は、人材コンサルティング部の関西支社の立ち上げを担当しています。最大のミッションは、関東では一般的になってきている人材事業を、関西でも広く認知してもらうことです。私自身も関西で就職活動をしたのでよくわかるのですが、関西の学生は、関東の学生に比べ圧倒的に企業を知るための情報が少なく、限られた方法でしか企業を知ることができないと感じていました。
だからこそ、就職活動を行う学生に、私たちの提供するサービスをフルに活用してもらうことで、本当に自分に合った企業を見つけ、その会社で活躍ができるようアシストしていけたらと願っています。対企業という側面では、関西を基盤とする企業に新卒採用の重要性や素晴らしさをお伝えし、今ひとつ踏み出せていない経営者を後押しすることも大切なミッションだと感じています。学生と企業、その相互理解に寄与することで、「3年で3割」と言われている新卒学生の早期退職を防ぎ、「生え抜き」を育てあげることで、強い組織にしてもらうことが、この事業に携わる人間の最大の使命だと思っています。
今までの仕事での印象的な出来事について教えてください。
印象的なことは、何と言っても人材コンサルティング部の関西進出です。
新卒で入社し、人材コンサルティング部を執行役員と始めた時は、完全に執行役員の力で部署を成立させ、会社のメイン事業の一つとして運営をするまでになりました。はっきり言って私の力なんて、たいしたものではなかったと思います。
しかし今、関西に単身乗り込み、かつて執行役員が推進してきたプロセスを思い出しながら、試行錯誤し、関西支社を独り立ちさせようとしていることは、私にとって大きなチャレンジです。この経験は今後の社会人生活の中で大きな意味を持つと思っています。
まだまだ会社の求めている成長曲線に沿えていないため、より一層の努力や工夫が必要だと日々感じています。正直に言えば、「東京にいた方が楽だったんじゃないか」とか、「守られていたんじゃないか」と後ろ向きの気持ちを感じることもありますが、ここで逃げたら、私を信じて仕事を任せてくれた関西のお客様に顔向けできません。また、一生後悔すると思います。まだまだ苦しい場面もありますが、なんとかやりきりたいです。
入社以来、人材コンサルティング部の立ち上げや、関西支社の立ち上げ等、常に新しいことにトライさせてもらっています。このことは、最大のやりがいです。「ゼロ」から「イチ」を作ることは、とても大変なことですが、一度形になった時、それまでの過程は、自分にとって大切な経験になりますし、業務を推進するうえでの、今後の武器にもなります。
DYMの魅力は、「ゼロ」から「イチ」を作り出すということを、新卒一年目から経験できることです。大企業であれば失敗しないように、何年もかけてスタートまでの計画を練り、相応のキャリアを積んだ人が担当するはずです。しかしDYMでは、何の経験もない新入社員が、新しい会社の取り組みの中核になるのです。こんなことは他の企業ではあまりないことです。DYMでは新卒一年目の新入社員が、新しい事業の中核となり、事業を成立させるにはどのような事が必要か、どのような動きをしないといけないかという点について、能動的に考え行動するチャンスを与えられます。そして成功すれば、その過程が今後の会社のスタンダードになるのです。
仕事をするうえでの、スタンスやポリシー、譲れないポイントを教えてください。
私は、学生時代の部活動で「はい」以外の返事をしてはいけないという、一風変わった文化のなかで育ちました。その精神は今でも私のなかに残っています。
社会人になり、何でもかんでも受け入れてばかりでは、成り立たないことも多くあると学びましたが、それでも基本的なスタンスは、言われたことに対しては、まず「はい」と答えたいと思っています。困難と思われる課題に対しても、やってみないうちから、「できない」と言うのは、どうにも性に合いません。もちろん、「できる」と言っていても、実際にはできなかったということも、時にはありますが、その時は必死に別案を考えるようになりました。
DYMで働く魅力を教えてください。
DYMの魅力は、繰り返しになりますが、若いうちからどこまででも成長できることです。能力が高かったり、やる気のある社員には、次から次へと仕事が舞い込んでくるだけに、仕事の数を乗り越えた分、成長することができます。成長とは、今までできなかったことが、できるようになるということ、そのためにも数多くの経験を積み重ねることが大切だと、私は思います。
DYMでは、まだ会社として経験のない分野でも果敢にトライしていく風土がありますので、現在ホームページやパンフレットに記載されていること以外の業種や業界にチャレンジすることも可能です。さまざまな業界や業種の知識を身につけられることは、誰を相手にしても戦える強い武器になります。こうしたスキルを育むことができる点は、DYMで働く大きな魅力だと思います。
また、企業の平均年齢も20代半ばと若いので、自分自身が企業のモデルケースになることができます。良い例にならなければいけないプレッシャーももちろんありますが、そのプレッシャーもまた、魅力の一つであり、何よりも成長の機会だと思います。さらに言えば、出世や待遇は「青天井」なので、自分に自信のある人、自分の実力を試してみたい人には、非常に魅力的な環境だと思います。
休日の過ごし方を教えてください。
多趣味なので、休日はいろいろなことをして過ごしています。
夏は海に行ったり、川でバーベキューをします。社会人になってからは、なかなか機会を持てないのですが、今季は冬山へ行きウインタースポーツも楽しめました。休日は、仕事以外のことをしっかりとすることで、月曜日から金曜日までをまた頑張ろうと思えるのです。
今後、成し遂げたいことや、自分の将来の夢が、趣味と強くリンクしているので、趣味や好きなことに対する情報収集や実施は、「休日の仕事」だと思っています。将来、仕事を引退した時、何も熱中できるものや趣味のない人生ほどつまらないものはないと思うので、今できることを可能な限り楽しんだり、新しいものを発見するために休日の時間を使うことが私にとってとても大切なことです。
就職活動をしている学生のみなさんへのアドバイスをお願いします。
悔いのない就職活動をするためには、自分の夢や将来像を、考えることが大切だと思います。その目標を達成するためにはどんな要件が一番重要か。お金なのか、環境なのか、自己成長なのか…大切となる要件は、いろいろとあると思いますが、そのなかで、最も重要だと思う要件を満たしている企業を選ぶと良いと思います。
全てを叶えてくれる会社はありません。だからこそ、何が自分にとって一番重要なのかを決めることが大切です。その他の要件は、入社後その会社で自ら掴み取るものです。人生において新卒で入る企業は、その後の人生の方向を決定付ける重要な選択だと、私自身の体験や、さまざまな人と話をしていて強く感じます。困難なことを実現するための近道はありません。自分の夢や目標を達成するための「王道」を選んでいただければと思います。
※本ページに登場している社員に関する情報は2019年10月1日時点のものです。